4日にかけて降り続いた重く湿った雪は、日本三大桜の一つにも被害をもたらしました。
枝が折れる被害が確認されたのは、福島県三春町にある滝桜です。

国指定の天然記念物である滝桜は樹齢1000年を超え、毎年春には滝のように咲く薄紅色の花が訪れた人を魅了してきました。
雪の影響で枝が折れたのは2005年以来だというこの滝桜。
町によりますと、折れたのは長さが6メートルから7メートルある枝で、さらに折れた枝に巻きこまれて近くにあったもう1本の枝も折れたということです。

5日は樹木医などが現場を訪れ、被害の状況を確認しました。
滝桜では、以前から木が裂けるのを防ぐためにバンドを巻くなど対策が講じられてましたが、そのバンドの先にあった枝がすでに腐食していて、今回の雪の重みに耐えられず折れたということです。
【県樹木医会・鈴木俊行会長】
「内側がもう腐っていて、ほとんど生きているところがないような状況だった。生きているところは皮だけ厚さ3センチくらいの状況だった」
今後は折れた部分の形を整え、殺菌剤や防水剤などの薬を使って処置する予定で、折れた枝の付近には支柱を建てることも検討するということです。










