強い冬型の気圧配置の影響で、福島県内は会津を中心に大雪となり、只見や金山では記録的な大雪となりました。
雪は、20日の明け方まで降る見込みで、大雪による交通障害などに注意が必要です。
18日からしんしんと降り積もる雪。
強い冬型の気圧配置が続き上空に寒気が流れ込んだため、県内は会津を中心に大雪となりました。
水津邦治アナウンサー「只見町です。いま私が歩いているのは歩道なんですが、私のほぼ背の高さと同じくらいの雪の回廊となっています。」
24時間降雪量は只見で110センチ、金山で102センチとなり観測史上最大を記録、福島地方気象台は県内で初めて、「顕著な大雪に関する気象情報」を発表しました。
午後4時現在の積雪は、只見で155センチ、金山で104センチ、南会津町の南郷で94センチなどとなっています。
只見町民「こうやって一夜にぐっと12月に降られたのは本当に初めてくらいで、2・3日降り続くのはいいけれど、一晩でこんなに降られると非常に困る」
只見町民「慣れていてもこれは大変。国道はいいんですけれど、県道とか小さい道は除雪が間に合ってなくて」
町民の中には、除雪が間に合わずに困ったという人も・・・
1人で除雪作業をしている人「ちょっときついな。車出せないから」Q.何時から除雪している?「朝5時」
さらには、家の中に入れないという人も・・
只見町民「昨日は仕事で旅館にお泊りだったんですけど、明けたらこんなになっていた」Q.玄関ですよね?「玄関です。とりあえずあそこまで道をつくらないと家の中に入れないので」
雪はこのあとも断続的に降り続き、20日正午までに予想される雪の量は、会津の山沿いで30センチ、平地で20センチなどとなっています。
気象台は大雪による交通障害、屋根からの落雪などに厳重に警戒するよう呼びかけています。