「首位打者をとれるキャッチャーになって欲しい」。プロ野球ドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受けた学法石川高校の大栄利哉選手が、31日、球団から指名のあいさつを受けました。

ドラフトで楽天から4位指名を受けた学法石川高校の大栄利哉選手のもとを訪れたのは、楽天の愛敬尚史スカウト部長と東北・北海道担当の近藤弘樹スカウトです。

愛敬スカウト部長「やっと会えたね。きょうを待ってたよ」

そして「首位打者をとれるキャッチャーになってほしい」と言われた大栄選手は…。

大栄選手「呼ばれた瞬間うれしくて、ここからやってやるぞという気持ちになりました」

大栄選手は強肩強打の捕手でチームでは4番でキャプテン、18歳以下の日本代表にも選ばれています。大栄選手は、球団関係者の前で意気込みを語りました。

大栄選手「プロ野球選手になってからが大切ということをお話いただいて、本当にここから厳しい世界に入るので、しっかりくらいついていくという気持ちになりました」

楽天のスカウト陣は、プレー以外の面も印象に残ったといいます。

愛敬スカウト部長「私自身印象的なのが、グラウンドで守っている時の立ち振る舞いというか、相手のチームに対する配慮とか気遣いとか、そういうところを見て、これはいい選手だなという印象を受けましたね」

三木肇監督のサインが入ったドラフトの入場パスをプレゼントされ、がっちりと握手を交わした大栄選手。11月中に契約を行い、12月に入団会見に臨む予定です。