今年度の上半期に福島県内で倒産した企業の件数は45件と前の年と比べ14件減少したことが分かりました。
民間の調査会社帝国データバンクによりますと今年4月から9月までのあいだ県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は45件と前の年の同じ時期と比べ14件少なくなりました。
負債総額は、62億8千万円とこちらも12億8900万円減少しています。
業種別では、建設業が15件と最も多く次いで小売業の10件、製造業とサービス業のそれぞれ6件と続いています。
倒産した要因について39件が販売不振を挙げているということです。
今後の見通しについて帝国データバンクでは、物価高と個人消費の低迷など中小企業の倒産リスクは高止まりが続くと分析しています。