さまざまなスポーツに関心を持ってもらおうと、福島県郡山市の小学校では、児童が車いすバスケを体験しました。
安部遼アナウンサー「子どもたちが車いすバスケットボールに挑戦しています。声も飛び交っていて、盛り上がっていますよ」
郡山市の芳山小学校で行われたこの授業は、子どもたちにスポーツとの関わりを深めてもらおうと市が企画したものです。
参加したのは、6年生の児童およそ50人。
講師は、パラリンピックに過去4回出場した増子恵美さんや県の車いすバスケチーム「TEAM EARTH(チーム・アース)」の選手です。
「TEAM EARTH」は10月に行われた全国障害者スポーツ大会で、3位に輝きました。
子どもたちは、車いすを動かすことに苦戦しながらも、現役選手とのプレーを楽しんでいました。
体験した男子児童「車いすが思い通りに動かなったけど、点が決まったりパスがつながったりすると楽しくて、とっても面白かったです。」
体験した女子児童「初めてだったけど、とてもいい体験ができたので楽しかったです。」
TEAM EARTH・佐藤浩之さん「障害のあるなし関係なく、みなさん楽しくできるスポーツだと思うので、少しでも普及していただければなと思います。」
郡山市は、今後も小中学校でのスポーツ教育を充実させるとしています。