過去には2人死亡火災も
県内でも、2008年にいわき市の老人介護施設でアロマオイルがしみ込んだタオルの自然発火が原因とみられる火事があり、入所していた女性2人が亡くなりました。

NITEでは、油がしみ込んだタオルは洗剤などでしっかりと油分を落とし、風通しの良い場所で干して乾かすよう注意を呼びかけています。
乾燥機の中に限らず、暑い時期は油がしみ込んだタオルを重ねて置いておくだけで自然発火する恐れがあるので注意が必要です。

また、アロマオイル以外にも床用のワックスや食用油、そして魚の油でも油分が酸化して発熱することがあります。

こういった自然発火を防ぐためには、しっかりと油を落とすことが大事です。