今回訪問するのは、福島商業高校 男子バレーボール部。

2021年には、全国大会でベスト16に進出するなど、例年好成績を残す県内でも指折りの強豪校です。

部員は、マネージャーを含めて40人。
現在は、11月の大会に向けたチームづくりをしています。

この日の活動内容は大きく分けると、基本練習とゲーム形式の2つ。

まずは基本練習から。
スパイクに ブロック。
レシーブやサーブと、基本を入念に体へ染み込ませていきます。

そして、基本練習が終わると、ゲーム形式での練習へ突入。

大会で上位を狙う仲間でもあり、
レギュラーの座を競うライバルでもある選手たち。
練習とはいえ真剣勝負です。

「このチームの特徴は、選抜選手から初心者までが所属すること。」

そう。実はこれが、福島商業高校バレーボール部の特徴の一つ。
中学時代に福島県選抜に選ばれた、いわゆるエリート選手がその門を叩くなか、
強豪校としては珍しく、バレーボール未経験の初心者選手も多く入部。
両者が混在しているんです。

鈴木監督
「高校生になって初めてバレーボールをするという部員は全体の20%くらい。目標は頂点を目指してやっているチームだが、『目的と目標は違う』というのを常に
指導している。勝つことは『目標』、バレーを通して人間的に成長することが『目的』。」

「目的と目標は違う」。
「目標」は部員それぞれ、またはチームとして掲げていますが、この部活の「目的」は、あくまで「人間形成」。

生徒たちは、日々成長しながらチームとしての一体感を作り上げます。

ステップ
https://step-tuf.my.canva.site/
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2025年7月16日放送回より)