戦後80年となる今年、太平洋戦争が終わるまでの戦時中の暮らしを振り返る特別展が、8日、福島市で始まりました。
この特別展は、今年終戦から80年の節目を迎えることから、戦時中の苦しみや平和の尊さを改めて考えてもらおうと開かれました。会場には、写真や生活用具など当時を知ることができる資料およそ80点が展示されています。

今回初めて公開されるという「慰問袋」は、兵士を励ますため、折り紙やタバコなどを入れて戦地に送られていたということです。
福島市 郷土資料館・高橋容子さん「戦争中使われていたものをご覧いただいて、今の平和がいかに尊いものかそういうことを感じてほしい」
この特別展は、福島市のMAXふくしま4階「アオウゼ」で、7月20日まで開かれています。
