いよいよフルーツ王国福島の主力、モモの季節が到来です。3日朝、福島市の市場では、シーズンの幕開けを告げるPRイベントが行われ、県産のモモ「はつひめ」16玉が10万円でせり落とされました。

平岡沙理アナウンサー「鮮やかなピンクのモモ。今年も福島のおいしいモモの季節がやってきました。さて今年は1箱、一体いくらで競り落とされるのでしょうか」

3日朝、福島市公設地方卸売市場では、県産モモのせり台でのPRが行われました。これは、県産モモの出荷開始を多くの人に知ってもらおうと毎年行われているもので、JA全農福島をはじめ、福島市の木幡浩市長やミスピーチキャンペーンクルーなどが参加しました。

セリでは、福島地区と伊達地区の早生種のはつひめ16玉が、それぞれ10万円で競り落とされました。今年のはつひめは、春先の天候に恵まれたため、色づきや甘さも十分で、例年より少し大きめだということです。

JA全農福島・菅野康徳県本部長「色々な品種が揃っています。その品種の特徴を捉えていただいておいしく召し上がっていただきたいと思う」

今年の県産モモの出荷量はおよそ1万1300トンと、去年より300トンほど多くなる見込みで、主力品種の「あかつき」は、7月19日ごろに出荷が始まるということです。