今回訪問したのは、南相馬市にある原町高校。

紹介する部活は、バレーボール部です。

現在部員は11人。
決して多いとは言えない人数ですが、例年各大会で好成績を収めているチームです。

渡邉さん
「相双で生まれ育ったので、自分の地元である原町高校で、バレーをして上位を目指したいなと思ったので原町高校選びました。」

青田さん
「ジュニアから尊敬してた先輩が、原高でやってたから、私も原高でバレーを続けたいって思いました。」

塩見さん
「中学生の時に選ばれた、JOC(ジュニアオリンピックカップ)4人で同じ高校に行こうってなって、それで原町高校選んで続けています。」

そう、原高バレー部の多くが中学時代、県選抜に選ばれるという実力をもった選手たち。

地元でもっと上を目指したいと同じ志を抱き、ここ原町高校に集結しました。

上遠野監督
「伝統的にバレーボールの強い地区で、お父さんお母さん方もバレーボールをやってきたってこともありまして、地域柄、バレーボールを盛んにやってると、打つにしろ拾うにしろ、何でもできる選手が揃っているなって感じなので。強いバレーはできないんですけど、上手なバレーができきるっていうところが、強みかなって思っています。」

練習は、大会や練習試合で出てきた課題を丁寧に修正。
選手ひとり一人がサーブに守備と個人の精度を高めていきます。

そして、自分と仲間を鼓舞するため、声を絶やすことなく出し続けます。

蛯原さん
「ミスした時でも明るくっていうか、チームが下がんないように、言い合える時は言い合って、お互いに切磋琢磨しながら高めあえるなって思います。」

練習以外は、いつも笑顔があふれる原高バレー部。

学年に関係なく、お互いを知り、仲を深めることが強さに繋がっています。

そして、さらにチームの結束を強めているのが、部として掲げた目標。
「郡女にリベンジ 県スポ体優勝」

渡邉さん
「ミーティングもしたりして、チームとしてしっかり目標を言語化することで、同じ目標に走っていけているかなって思います。」

全員が同じ方向を向くためには、仲がいいだけではいけない。
だからこそ、目標を声にし、言葉とすることも忘れません。

岡田さん
「自分で決定できない分、いっぱい上げてどんどん貢献したいなって思ってます。」

青田さん
「ミドルブロッカーだから、スパイクとブロックが仕事だから、チームの中で一番その二つだけは負けないように、日々努力していこうと思ってます。」

蛯原さん
「試合数も少なくなってくるんですけど、チームのキャプテンとして、エースとしてここぞっていう時に頼られる存在になれるように頑張ってます。」

自分を磨き、全力でバレーボールを楽しむ
その先に繋がるのが勝利だから・・・

『県優勝目指してかんばるぞー!!おぉー』

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(2025年7月2日放送回より)