5月5日の子どもの日に開かれた福島市のイベントで、適切に調理されていないチキンステーキが提供された問題で、福島市は16日、8人に健康被害が確認され、全員回復したと発表しました。

5日に福島市内で開かれたイベント「まちなかこどもの日」では、出店で提供されたチキンステーキを食べた男性から、「腐敗臭がする。傷んでいるのではないか」と申し出があり、市の担当職員が腐敗臭を確認して、出店の営業を中止していました。

市によりますと、チキンステーキは88食分が提供され、男性4人と女性3人、そして子ども1人のあわせて8人に下痢や嘔吐、発熱などの症状が確認されましたが、現在は、全員が回復しているということです。

この問題を受け、福島市の木幡浩市長は16日の会見で、「このような問題を起こしたことは、主催者として大変申し訳ない」と謝罪しました。