乳児院入所の理由は
乳児院は、様々な事情で家庭で育てるのが難しい乳幼児を預かる児童福祉施設のひとつです。主に0歳児から2歳児を、24時間365日体制で養育しています。
入所の理由は多岐にわたりますが、最も多い「虐待」がおよそ4割、ほかにも「家族の精神疾患」や経済的な理由で乳児院にやってくる子もいるということです。

県内では1948年に初の乳児院ができ、その4年後に県若松乳児院が開所しました。その後、この2つが合併し、県内唯一の乳児院として、長年多くの子どもたちを預かってきました。「県立乳児院」の開所に伴って若松乳児院は3月で閉院し、預かっていた子どもたち7人はすでに新たな県立乳児院に移っているということです。

この県立乳児院は、星総合病院に運営を委託しています。また、これまでの乳児院よりも部屋の数が多く、医療的なケアが必要な子どもたちへの対応をより手厚くできることが利点となっています。