バスケットボールB2リーグの福島ファイヤーボンズは、2日、ホームで富山グラウジーズと対戦。20点以上の差をひっくり返す、大逆転勝利をあげました。

今年に入り、まだホームでの勝利がないボンズ。福島県須賀川市で、昨シーズンまでB1の強敵・富山との2連戦に臨みました。1日は、守備の激しい富山相手に、ボンズはチームのエース、アイヴァナーカスを中心に攻めていきます。この日、25得点の活躍でチームを引っ張りますが…。1戦目は25点という大差をつけられ、富山に敗れました。

栗原貴宏ヘッドコーチ(郡山市出身)「今まで5戦全敗しているので、富山さんとのゲームを勝って終わりたいので、それに向けて全員で切り替えて準備していきたい」

このまま全敗で終わらせない…。強い覚悟を持って挑んだ2戦目。序盤は富山のペースで進み、前半にボンズは24点のリードを許します。しかし、諦めたらそこで試合終了。後半、ボンズは3ポイントシュートを中心に得点を重ね、遂に24点差を3点差にまで追い上げました。

残された時間は10秒程度。ここで意地を見せました!

土壇場で3ポイントが決まり、同点に追いつきます。試合は延長戦の末、勢いそのままに得点を重ねたボンズが93対91で勝利。ホームでの勝利は今年初で、連敗を3でストップしました。