去年1年間に福島県内で発生した、SNSを使った投資やロマンス詐欺の被害額は、およそ11億8000万円と、前の年の5倍以上に増えたことが分かりました。
「SNS型投資・ロマンス詐欺」は、SNSを使ってうその投資話を持ちかけたり、恋愛感情を抱かせたりして金をだまし取るものです。
県警察本部によりますと、去年1年間に県内で発生した被害件数は110件で、前の年に比べて87件多くなりました。被害額は11億7951万円で、前の年より9億5000万円あまり増え、5倍以上になりました。
また、最初に被害者に接触するために使われる連絡手段で最も多かったのはインスタグラムで、その後は大半でLINEが使われていることも分かりました。
県警はSNSやアプリで知り合った相手からお金の話をされたら、まず詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。










