過疎地域の医療環境の改善に向け福島県南会津町にオンライン診療を併用した診療所が開設されることになりました。

診療所が開設されるのは、南会津町伊南地域で23日、締結式が行われました。

人口約1100人の伊南地域は、高齢化率が54%あまりの過疎地域で去年3月に地区唯一の診療所が閉鎖しています。

新たな診療所は、東京の医師が月2回対面で診察を行うほか、それ以外は、オンラインで対応するということです。

恩田泰光医師「山間部、豪雪地帯という地域での医師確保は非常にハードルが高い状況だと思う 地域医療のモデルケースになるような形になれればいい」

診療科目は、内科や外科などで今年、秋ごろの開業を目指しています。