県をまたいだ強盗事件を想定した茨城県警との合同訓練が、16日、福島県いわき市で行われました。
買い物帰りのバッグを肩にかけた女性。いきなり2人組の男に襲われます。
「金を出せ!」「やめてください!」
ナイフで傷つけられた女性はバッグを奪われてしまい、犯人の男はそのまま車で逃走しました。
この訓練は、県をまたいだ事件や事故の発生に対して、迅速な対応の連携強化を図るため、福島県警と茨城県警が合同で行ったものです。その後、訓練では茨城方面に逃走を続ける犯人を、福島県警のパトカーと茨城県警のパトカーではさみうちにして確保する手順を確かめました。
いわき南警察署・佐藤昭仁署長「年末に向けてこういった事件が発生した場合の初動警察活動を徹底することで犯人検挙が早期に図られる」
福島県警では、今後も他県との訓練を実施するとしています。










