土日祝日関係なく出勤する人がえらい?「意識改革が重要」
いわき市のかしま病院で行われた入職式には、看護職・リハビリ職などの新入職員21人が出席。病院を運営する社団医療法人「養生会」の中山大理事長は「チームで働くためには、情報共有のためのコミュニケーションが大切です」とエールを送りました。
いわき市出身の新入職員 作業療法士・土屋倫子さん「きっと患者様からたくさん学ぶことの方が多いと思うので、学んだことを生かしてこれから先もっと色々な人を手助けできる人間になりたい」
医療業界の人手不足が全国的な問題となる中、この病院でも慢性的な医師の人手不足に悩んでいます。
養生会・中山大理事長「絶対的に数が足りないというよりは、タイムマネジメントの仕方が我々の業界では大事と感じている」
こうした中、「医師の残業に上限を設ける2024年問題」について、どのように捉えているのでしょうか。
中山理事長「医師、特にお医者さんの意識改革というのが非常に重要なポイントになると考えています。土日祝日関係なく出勤する人がえらくて見習わなくてはいけないという感じでずっと長らくいたのがこの業界だが、そんなことをしていてもお医者さん自身の生活の資質も上がらないし、実はエラーが多くなってくる」
「かしま病院」では残業問題に対応するため、患者に対し複数の医師が担当するなど、チームで対応する態勢を数年前から取っているということです。










