東北書道会の創立90周年を記念した展示会が12日から仙台市内で始まりました。
テーマは「自由」で子どもたちによるイラストを取り入れた作品も展示されています。

会場のせんだいメディアテークには東北書道会の会員らが手掛けた「漢字」や「かな」などの作品875点が展示されています。こちらは東北書道会会長、後藤大峰さんの作品です。「萬福無極(まんぷくむきょく)」という「限りない幸せ」を意味する言葉を篆書体で書き、文字の形の面白さが感じられる作品となっています。

小中学生らの作品には今年の干支「辰」や鯛などのイラストを取り入れたものもあり、それぞれにキラキラ賞やスペシャル賞など書道会オリジナルの賞が与えられています。

訪れた人:
「他の展覧会に比べてバラエティに富んでいるというか、個性的な作品が多いなって思います」

東北書道会 後藤大峰会長:
「なかなか書道をやる方が少なくなってきているので、書道って楽しいんだよっていうことを伝えたいかなということもありました」

「東北書道新春展」は、せんだいメディアテークで17日まで開かれます。