10月27日に弱った状態で見つかり、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性が確認されていたハシブトガラス1羽から遺伝子検査の結果、病原性の高い鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

県によりますと、10月27日、宮城県大崎市内でハシブトガラス1羽が衰弱しているのを見回りをしていた環境省東北地方環境事務所の職員が見つけました。

簡易検査の結果、A型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたため、国の検査機関で遺伝子検査を行っていましたが、1日、このカラスから高病原性のA型鳥インフルエンザ(H5亜型)が検出されました。今シーズン、県内で野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは初めてです。

県は、「野鳥の死がいを見つけた場合は素手で触れず、すぐに連絡してほしい」と呼びかけています。