昔ながらの方法で脱穀に挑戦しました。宮城県石巻市の幼稚園児が震災の津波被害を受けた田んぼで収穫した稲の脱穀作業を、体験しました。

石巻市渡波の田んぼで脱穀を体験したのは長浜幼稚園の園児およそ40人です。

大正時代に使われていた足踏み式の脱穀機で9月に刈り取った「ひとめぼれ」の稲穂を回転するドラムに当て、穂先から籾を外す昔ながらの作業に挑戦しました。

園児:
「楽しかったし、どきどきしました」
「(Q どうやって食べたいですか?)栗ご飯です」

一般社団法人 神戸国際支縁機構 岩村義雄理事長:
「のどかな自然の中で思い切り大きな声を出して腹から笑って楽しい時間を過ごす子どもたちの姿が本来だと思う」

脱穀作業は、震災直後から毎月石巻市で被災者支援を続けている神戸市の一般社団法人が園児を招いて行いました。今回脱穀したコメはその支援活動に充てられるということです。