宮城県北部の伊豆沼周辺で21日、今シーズン初めて冬の渡り鳥、マガンの飛来が確認されました。
マガンが飛来したのは登米市迫町の田んぼです。

21日午前9時40分頃、県伊豆沼・内沼環境保全財団の研究員が、伊豆沼の南側の稲刈りが終わった田んぼで羽根を休めている50羽の群れを確認しました。伊豆沼周辺で、マガンの飛来が確認されたのは今シーズン初めてで、平年より1日遅く、去年より4日遅い第一陣となりました。
県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長:
「今年は猛暑だったので地球的に暑かったこともあって少し(飛来が)遅れたかもしれない。今年も順調にこれから数が増えていって、安心して越冬してもらえたらいい」

財団によりますと、伊豆沼周辺では例年11月にマガンの飛来がピークを迎えおよそ10万羽が冬を越します。10月には、冬の使者ハクチョウも飛来し始める見込みです。







