宮城県石巻市にある水産加工会社の社長らが地下水のメーターを改ざんし下水道使用料金およそ72万円の支払いを免れていたとして逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、石巻市の水産加工会社の社長の男(75)と従業員の男(43)です。
警察によりますと2人は、2022年8月中旬から12月中旬までの間、45回にわたり地下水使用量のメーターを改ざんし、本来、支払うはずの下水道料金およそ72万円の支払いを免れた疑いが持たれてます。メーターは配管の中に設置されていて水を使用するごとにプロペラが回転し、使用量が加算されていく仕組みになっていますが2人は、通常とは逆方向から水を流しプロペラを逆回転させていました。警察は捜査に支障が出るとして2人の認否を明らかにしていません。