岩手・宮城内陸地震から6月14日で14年を迎えます。地震以降、立ち入りが出来なかった栗原市の大規模地すべり現場について新たな崩落の危険性は低いとして、地元では間近で見られるよう将来的に公開する構想が浮上しています。

目の前にそそり立つ高さ150mの壁。
これまで立ち入りできなかった荒砥沢の地すべり現場を5月、栗原市の官民でつくるジオパーク推進協議会のメンバーが初めて視察しました。


築館中学校長
「こんな近くで見上げるのは初めて。ビックリ、迫力が違うので感じるものが
違います」

2008年6月14日、宮城県栗原市で震度6強を観測した地震で、県内では▼14人が犠牲となりました。栗駒山麓では3500か所で土砂災害が発生。
このうち最大規模の「荒砥沢地すべり」は縦▼900m、幅▼1300m、高さ▼150mの広範囲にわたって東京ドーム50杯分の土砂が▼300m水平移動しました。

荒砥沢地すべり


栗原市では伝承施設で、映像などを使って当時のことを伝えてきました。

登米市の小学校児童
「こんなことがあったんなら、ちゃんと対策したい」
「実物を見てインパクトを感じたい」

地すべりから14年が経ち、今、新たな局面を迎えつつあります。