宮城県などは1日、東北電力女川原子力発電所を立ち入り調査しました。来年2月の再稼働を目指す2号機の安全対策工事の進み具合などを確認しました。

立ち入り調査には県や女川町、石巻市の職員ら18人が参加しました。職員らは海抜60メートルの高台に建設されている「緊急時対策所」を視察し、災害が起こった場合の対応について、東北電力の担当者から聞き取りを行いました。

県職員:
「1階の事務所からここまで来る経路を定めているかということと、時間を見積もっているか」

「緊急時対策所」には200人を収容できるスペースがあり、重大事故が発生した場合は現地の対策本部が設置されます。また、非常用の空調設備を備え、ダクトから送られてくる空気によって気圧が上がり内部被ばくが起きないような造りとなっています。

立ち入り調査では、防潮堤や2号機の安全対策工事の進み具合のほか、今年6月に発生した排水管の溶接作業中の火災の再発防止策なども確認しました。

県原子力安全対策課 横田浩志課長:
「工事工程の優先にならないように、まずは安全第一に、県民の方が不安を抱かないように工事を進めてもらいたい」

女川原発2号機では今年11月の完了を目指し安全対策工事が進められていて東北電力は来年2月の再稼働を予定しています。