太平洋戦争で父親などを亡くした遺族たちが31日、戦争関連の品々を展示している宮城県石巻市の資料館を訪れ、平和の大切さを再認識しました。

石巻市北村の「私設平和資料館」を見学したのは、登米市の迫町遺族会の17人です。

佐々木慶一郎さん:
「満洲には天然資源がたくさんあった。日本にはないものがたくさんあった。日本としては何としても満洲を手に入れたかった」

資料館は、元高校教諭の佐々木慶一郎さんが自宅に開設しているもので、戦争関連の資料や遺品などおよそ4000点が展示されています。中国東北部の満洲には終戦まで全国から27万人が移住していて一行は、現地での暮らしを紹介する写真などを見学していました。

父親を亡くした人:
「このようなものを子どもたちや戦争を知らない世代に見てもらい。自分たちのような遺族や遺児が出ない世の中を作ってもらいたい」

叔父を亡くした人:
「当時の資料を身につまされながら、英霊の人の写真その人たちの思いが伝わって来る」

遺族会のメンバーは、戦争で父親や叔父、親類などを亡くしています。一行は旧日本軍の軍服や遺品を見ながら、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて感じている様子でした。