今年10月、宮城県白石市で開催予定の「鬼小十郎まつり」の主要キャストを選ぶオーディションが仙台市の専門学校で行なわれ、声優や俳優を目指す学生が熱のこもった演技を披露しました。

参加者:
「あれが噂に聞く真田の御大将、幸村殿じゃな…」

青葉区の専門学校デジタルアーツ仙台で行なわれたオーディションには、声優や俳優を目指す1・2年生15人が参加しました。

白石市の「鬼小十郎まつり」は、1615年、白石城主の片倉小十郎重長が真田幸村と激闘を繰り広げた「大坂夏の陣・道明寺の戦い」を再現します。

生徒たちは、緊張しながらもセリフに強弱をつけたり、刀を使った立ち回りを披露するなど、渾身の演技をまつりの実行委員会スタッフにアピールしました。

参加者:
「いやでございます!私一人生き延びるなど…」

審査の結果、主要キャスト7人が決定しました。

片倉小十郎重長役 鈴木温仁さん(1年):
「刀も授業でも全くやったことないので、ビシバシ鍛えてもらってうまく使いこなせるよう頑張る」

真田幸村役 佐々木大佑さん(2年):
「取れたらいいなではなく絶対取るっていう(幸村役は)俺しかいないだろうという意気込みで臨みました」

学生たちが熱演する「鬼小十郎まつり」は10月7日、白石城本丸広場で行なわれます。