日本銀行が3日に発表した6月の短観で、東北の企業の景気状況を示す指数は前回3月の調査から変わらず横ばいでした。

日本銀行仙台支店 岡山和裕支店長
「業況については改善している業種と悪化している業種が拮抗している。このためこれまで以上にしっかりと業種別の動向を把握していく必要がある」

日銀仙台支店が3日に発表した企業短期経済観測調査=短観によりますと、5月29日から6月30日までの東北6県の企業661社の景況感を示す指数は、前回の今年3月から変わらずマイナス1でした。
「食料品」や「金属製品」、「宿泊・飲食サービス」業などがコロナ禍の落ち着きによるサービス消費の需要回復や価格転嫁の伸展などで改善した一方、「鉄鋼」や「生産用機械」、「化学」業などは半導体不足の影響や燃料や原材料費などのコストアップで悪化しました。
日銀は先行きについて「景気はゆるやかに持ち直し傾向」と分析しています。