宮城県内で1万1000人以上が犠牲になった東日本大震災の発生から12年となった11日、被災地は鎮魂の祈りに包まれています。
仙台市若林区荒浜の海岸には、日の出とともに大勢の人が訪れ慰霊碑に手を合わせていました。

男性:
「あっという間というわけでもなかったけど(最近は)災害が多いので(教訓を)生かしていければ」

石巻市日和山公園では。
石巻市の親友を亡くした仙台から来た人:
「複雑な心境復興はしている思うが、なかなか復興が目に見えない」

南三陸町では。
千葉から来た男性:
「津波のときにこの庁舎で、実家を継いでいたいとこが流されて、いまだに行方不明。安らかに冥福を祈るということで手を合わせている」

2011年3月11日に発生した東日本大震災で、県内では、関連死も含めて1万570人が死亡、現在も1215人が行方不明のままとなっています。11日は各地で犠牲者を追悼する式典が行われます








