「避けたい」と思う現実

宮城県の海辺にある南三陸町。町の中心部には、骨組みがむき出しになった建物が建っています。「防災対策庁舎」。かつて町の役場庁舎だった建物です。

2011年3月11日、東日本大震災の津波は、南三陸町の中心市街地を飲み込みました。関連死を含め620人が死亡211人が行方不明のままです(宮城県まとめ・2026年2月現在)

復興が進み新しい町を作る中、骨組みだけになった防災対策庁舎は、津波の脅威を伝える「震災遺構」として保存されることになりました。町に住み始めて3か月、炭屋さんは震災との向き合い方に難しさを感じていました。

炭屋拓生さん:「この町の人たちにとっては目をそらしちゃいけないこと。この町で3年間暮らす身としては…避けたいとは若干思っていても、避けてはいけないことだと思っています」