田んぼに直接種もみを撒き、田植えの手間を省くことができる乾田直播(かんでんちょくは)栽培の検討会が、宮城県色麻町で開かれ、参加した農家からは「コメ作りの労力が4分の1は抑えられる」との声が聞かれました。

宮城県色麻町高城の田んぼには米農家約50人が集まり、乾いた田んぼに直接、「ひとめぼれ」の種もみを撒く工程を見学しました。

乾田直播(かんでんちょくは)栽培は、水の張っていない田んぼに直接種もみを撒くことで苗を育てたり、田植えをする手間が省け、生産者の省力化が期待できます。

2025年は、「飼料米」で乾田直播栽培を試みましたが、通常のコメ作りと比べても収量がほぼ同じだったことから、2026年は「食料米」での取り組みとなったものです。

参加者は土を触りながら種もみがしっかり撒かれているか確認していました。

農家:
「苗を育てるだけじゃなくハウスの片づけなどもかかわってくる。それがなくなるのは非常に大きい。(コメ作りの)全作業の4分の一は削減されると思う」

乾田直播栽培を始めた農家:
「(若い人たちにも)省力化で機械化していくのはこれからの農業にとってかなりプラスになっていく」

種もみから苗になり、ある程度成長したら田んぼに水をはり、その後は一般的なコメ作りと同じ作業になるということです。