被害女性の現金 約1000円も盗む
佐藤被告は犯行翌日の午後1時頃に、車の助手席の下に落ちていた被害女性の財布を発見したため、中身の現金約1000円を抜き出して自分のものにしたなどと述べた。当初から財布を自分のものにしようとしていたという検察側の指摘は否定した。
弁護側は、被害女性は真剣な交際をしているという認識だった一方、佐藤被告はパートナーとして支えるだけで正式な付き合いはしていないという認識であったと主張した。
弁護人:
「何で殺害するという選択肢になった」
佐藤被告:
「何一つとして理由にならないが、全て私の弱さ、愚かさ、未熟さのせい」
弁護人:
「あなたにとって被害女性は何だった」
佐藤被告:
「本気で好意を抱いていただいた方だと思っている」
弁護人:
「遺族は明確に死刑を望んでいる。なぜだと思う」
佐藤被告:
「大切な家族の命を奪ってしまったから」
弁護人:
「あなたは社会に戻りたいのか」
佐藤被告:
「戻る権利はないと思う」
検察側、弁護側の被告人質問を終えると、今度は裁判官が佐藤被告に問いかけた。
<第1回「自慢の息子がなぜ」><第2回「犯行当日の夜」>
<第4回「裁判官の問いかけ」><第5回「判決と取材後記」>







