陸上自衛隊東北方面総監に着任した佐藤真陸将が17日に会見し、「あらゆる事態に即応できる部隊、隊員を育成し、地域の期待に応えたい」と抱負を語りました。

16日付けで陸上自衛隊東北方面総監に着任したのは、佐藤真陸将(57)です。

佐藤陸将は宮崎県出身で防衛監察本部監察官や第3師団長を歴任しました。

会見では「日本を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しく複雑な状況」と指摘し、地域の期待に応える隊員の育成に力を入れる考えを示しました。

陸上自衛隊東北方面総監に着任 佐藤真陸将:
「あらゆる事態に即応できる態勢を常に維持して、与えられた任務を確実に完遂できる部隊、隊員を育成して地域の期待に応えたい」

また、大きな災害が起きた際に自衛隊が力を発揮するためには日頃から自治体との連携を密にする必要があると語りました。