任期満了まであと4か月、6選を目指さず勇退を決断です。
宮城県大崎市の伊藤康志市長が、2026年4月の市長選挙に出馬せず、今期限りで引退することを表明しました。

伊藤康志大崎市長:
「私は来年春の市長選挙に出馬せず、今任期をもって市長職を退任することを決意しました」

これは、伊藤大崎市長が、8日に開会した12月議会の中で明らかにしたものです。

伊藤市長は、涌谷町出身で76歳。5期19年にわたる県議会議員などを経て、2006年4月、旧古川市など1市6町が合併して誕生した大崎市の最初の市長選挙で初当選し、現在5期目です。

伊藤市長は、合併から20年を迎え、新市建設計画や東日本大震災からの復興がほぼ完了するなど、初代市長としての任務や役割は果たし終えたとして、今期限りでの引退を決めました。

伊藤康志 大崎市長:
「大崎市がもっている地の利や自然環境、資源の豊かさなどを大いに商品化して、まちづくりの武器にして、次のバトンを受ける主導的立場の方々に目指して頑張ってほしい」

伊藤市長は、後継指名はしない考えを示しました。

任期満了に伴う大崎市長選挙は、2026年4月12日に告示され、19日に投開票が行われます。







