補正予算は専決処分で

色麻町民:
「早く正常化するように、できるだけ早く当事者に辞めてほしい」
色麻町民:
「今のクマとかいろいろ問題があって、町の人が困っている部分もあるでしょうから そういうものの解決になるような話い合いをしてほしい」

本会議は4日までの予定でしたが、議員の出席が見込めないとして4日の本会議も開催されないことが決まりました。提出されていた補正予算案5件は、町長の専決処分で執行される見通しです。

天野秀実議長

議長のパワハラ疑惑に端を発しているとは言え、議員の欠席により補正予算案が専決処分されることに問題はないのでしょうか。

地方行政に詳しい拓殖大学の河村和徳教授は、「議会の停滞を招いている現状は望ましくない。地方自治法89条には、議員は住民の負託を受けて職務の遂行をすることが記載されている。現在の状況が住民の負託にこたえていることになるのか考える必要がある。議会を閉会することや専決処分を安易に取り入れることは議会の存在意義が問われるため適切ではない。議会の倫理条例にパワハラに関する規定を設けるなどの法整備も必要ではないか」と指摘しています。