仙台育英学園高校サッカー部の男子部員が複数の部員から暴言を繰り返されたとして、学校が「いじめ重大事態」として調査していることがわかりました。

仙台育英学園高校によりますと、被害を訴えたのはサッカー部の3年生の男子部員です。男子部員は、1年生の頃から主に同級生の複数の部員から暴言を繰り返し浴びせられていたということです。学校は去年5月、男子部員から相談を受け、調査を続けていましたが「いじめ重大事態」と認定し11月1日、宮城県に報告しました。

学校は、10月からは改めて「いじめ防止対策推進法」に基づき男子部員や加害行為をしたとされる部員に聞き取りをするなど調査しています。仙台育英サッカー部は11月2日に行われた全国高校サッカー選手権大会の県大会で2年ぶり38回目の優勝を果たしています。学校は全国大会への出場については調査結果を踏まえて判断するとしています。







