東北6県の生活協同組合連合会は10月29日、東北経済産業局に灯油価格を抑制するため元売りへの補助金の継続などを要請しました。

東北6県の生協連の代表は10月29日、東北経済産業局を訪れ、担当者に要請書を手渡しました。この中では、ガソリンの暫定税率が廃止されるまでとされている元売りへの補助金など、灯油の価格抑制のための政策の継続や低所得者などへの支援のため、自治体に対する交付金など5項目を求めています。

宮城県生活協同組合連合会・野崎和夫事務理事:
「(灯油は)生活必需品なだけに、価格の抑制政策が必要な局面と考え、要請した」

灯油は、ロシアによるウクライナ侵攻以降、高値で推移しています。宮城県生協連によりますと、宮城県内の配達灯油の10月現在の小売価格は18リットルあたり2,300円を超えていて、10月としては、4年連続で2,000円台となっています。

 
           
   
  

 
        
      




