26日に投開票が行われた宮城県知事選挙は、現職の村井嘉浩氏が、6回目の当選を果たしました。村井氏は、27日午前、県庁に登庁しました。

村井氏は、27日午前9時頃、大勢の職員が拍手で出迎える中、県庁に登庁しました。

27日に投開票が行われた知事選は、開票の結果、無所属の現職・村井嘉浩氏(65)が、34万190票を獲得し、元参議院議員の和田政宗氏(51)ら新人4人を振り切って6回目の当選を果たしました。

村井嘉浩氏:
「少しでもいい形にして、次の代にバトンタッチできるように次の4年間、全力を尽くしていく」

一方、和田氏は、参政党の応援を受けるなどし、大接戦を演じましたが、約1万6000票差で及びませんでした。

落選した和田政宗氏:
「皆さまから支援をたまわった思いを私が実現できなかった、そこの部分に尽きる」

村井氏は、選挙戦で企業誘致を含む産業振興や病院再編の完遂などを訴えました。6回の当選は、県政史上最多で6期目を前に今回の選挙戦を振り返っていました。

村井嘉浩氏:
「今回の選挙は苦しかったので、読むといろいろ思い出す」

投票率は、46.5%で前回4年前を9.79ポイント下回りました。村井氏の次の任期は、11月21日からの4年間です。