賃金の未払いやパワハラなど労働トラブルの相談ができる制度を広く知ってもらおうと、10月7日仙台で広報活動が行われました。

JR仙台駅の東西自由通路では、宮城県労働委員会の委員ら21人が、通行人にウェットティッシュを配りながら労働トラブルに関する相談窓口の活用を呼びかけました。

労働委員会は、賃金の未払いやパワハラなど労働者と雇用主との間で生じるトラブルの解決を支援する行政機関です。

県労働委員会 水野紀子会長:
「宮城県で行っていて安心できる、かつお金もかからない相談窓口を利用してほしい」

県労働委員会によりますと、2025年度は8月末までに359件の労働相談が寄せられていて、このうち最も多かったのは「辞めたいのに辞めさせてもらえない」など退職に関する相談で77件あったということです。

県労働委員会は、相談専用ダイヤルで平日午前8時半から午後5時まで相談を受け付けています。