新たに東北管区警察局の局長に着任した岸田憲夫氏が「サイバー捜査に関わる人材の育成に力を入れていきたい」と抱負を語りました。

8月22日付けで東北管区警察局の新しい局長に就任した岸田憲夫氏は、徳島県出身の58歳です。京都大学法学部を卒業後、1991年に警察庁に入庁し、内閣府参事官や熊本県警の本部長などを歴任しました。

東北管区警察局 岸田憲夫局長:
「我々が今、やらなければいけないのは、背後に隠れた首魁(しゅかい)の検挙でありまして、サイバーの分野で遺漏(いろう)なきように対応していく、そのためには、人材を育成していかなければならない」

東北での勤務は初めての岸田局長。着任後には石巻市の震災遺構・門脇小学校などを見て回っていて、自然災害への対応にも力を入れていきたいと述べました。