宮城県角田市の衛生処理施設に勤務する62歳の男性技師は2025年6月2日、男性技能員(62)が手順を守らず計測器の清掃をしていたことに腹を立て大声で叱責したということです。

これに対し技能員が暴言を吐いて2人は口論となり、男性技師は技能員の胸ぐらを掴んで2~3メートルほど押したということです。

男性技師は減給1か月の懲戒処分を受けました。一方、男性技師に押された技能員も暴言を吐いたことに加え、再三にわたり手順を守らず作業しているのを男性技師に指導されていたため、戒告の懲戒処分となっています。

仙南地域広域行政事務組合の滝口茂 理事長は「公務員としての自覚を欠く行為であり、法令順守と服務規律の確保を徹底する」とコメントしています。