仙台市は、業務用のテレビや公用車のカーナビなど76台でNHKの受信契約漏れがあったと明らかにしました。受信料の未払い額はおよそ730万円で、今年度中に支払う予定です。

仙台市は、全国の他の自治体でNHK受信料の契約漏れが発覚していることを受け、同じ事案がないかどうか調査を進めていました。その結果、仙台市でも合わせて76台の契約漏れがあることが分かったということです。内訳は、テレビ視聴が可能なカーナビが35台、ワンセグに対応した業務用の携帯電話などが10台、テレビが31台でした。最も古いものでは2006年度から契約漏れとなっていて、受信料の未払い額は総額でおよそ730万円に上ります。仙台市は今年度中のできるだけ早い時期に未払い分を支払う方針です。契約漏れの原因について市は、一部の部局で「契約が必要な受信機の認識が不十分だった」と説明していて、今後は、年度ごとの確認作業の際、契約が必要な機器を細かく例示するなどし再発防止に努めることにしています。