コメの価格高騰で放出される備蓄米の随意契約での売り渡しについて、仙台市に本社を置く生活用品大手のアイリスオーヤマが、国に1万トンの購入を申し込み、契約が決まったことが分かりました。

アイリスオーヤマによりますと、5月26日午後、農林水産省が開いた随意契約に関する企業向けの説明会に参加し、その後申し込みをしたということです。

農林水産省は先着順で受け付けたものから順に手続きを進めることにしていて、アイリスオーヤマにはすでに契約が決まった旨の連絡があったということです。

アイリスオーヤマは1万トンの購入を申請し、全量での契約が決まったということです。

小泉農水大臣は備蓄米について、早ければ来月上旬にも5キログラム2000円程度で小売店の店頭に並べることを目指しています。