香港航空が、2024年12月に就航した仙台と香港を往復する定期便を2025年6月から10月まで全て運休する方針であることが分かりました。
仙台空港と香港空港を結ぶ定期便は、2024年12月にグレーターベイ航空が就航して以降、香港航空と香港エクスプレスも相次いで就航し、現在は3社合わせて週11往復が運航しています。
このうち香港航空は週3往復運航していますが、仙台市によりますと、4月25日に香港航空から仙台空港に対し、2025年6月2日から2025年10月25日まで全ての便を運休すると連絡があったということです。
運休の理由については「最近の経済環境の変化と旅行需要の動向で判断した」と説明がありました。
また、グレーターベイ航空も現在、週4往復運航している仙台ー香港便を5月12日以降、10月まで週3往復に減便する方針です。
仙台市文化観光局によりますと、香港などからの旅行客は雪が降る冬季に増えて夏場は減る傾向があり、市では「夏も途切れなく観光に訪れてもらえるようこれまで以上に分かりやすく魅力を発信していきたい」と話しています。