仙台のサクラの標本木は、28日もまだ開花していませんが、市内の公園では、桜まつりが始まり、早咲きのサクラが咲き始めています。

今野桂吾気象予報士:
「薄日が届く仙台のサクラの標本木。先端がピンク色になった蕾が27日より増えているように見られますが、花が開いているものは一輪もないようです」

仙台市宮城野区にある仙台管区気象台のサクラの標本木は、蕾が膨らんできてはいるものの、まだ開花はしていません。

一方、榴岡公園の早咲きのサクラは、花が開いているものもありました。27日から桜まつりが始まっていて、お花見自由広場では、4月20日まで、開花の遅いサクラが多い南エントランスでは、5月6日まで行われる予定です。

午前11時半までの最高気温は、白石で23.1度、仙台で19.5度など、高い所では20度前後まで上がっていて、開花を促すような暖かさとなっています。