22日に行われた女子ウエイトリフティングの全日本ジュニア選手権で、宮城県の高校2年生・佐藤和花選手が日本一に輝きました。佐藤選手がこだわってきたのが「記録の更新」。果たして、その結果は。
輝くメダルを見せてくれたのは、女子ウエイトリフティング界で急成長を遂げている宮城県農業高校2年の佐藤和花選手。22日に行われた20歳以下のランキング上位10人が対象となる「全日本ジュニア選手権」に出場し見事優勝しました。

ウェイトリフティング部に入部後、グングンと記録を伸ばし力をつけてきた佐藤選手。これまでの取材で何度も話していたのが「記録の更新」でした。
(2024年1月インタビュー)
「Q、55kg級現在の高校女子記録は
佐藤和花選手:「スナッチが86kgでクリーン&ジャークが105kg。クリーン&ジャークで106kgを狙いに行く。今年はとにかく高校新を目標にしていて、早くて3月の選抜で狙いにいけたらいいなと思っている」

しかし、「新記録」の壁は幾度となく立ちはだかります。2024年4月の全日本選手権でも高校記録であるクリーン&ジャーク106キロを上回る107キロに挑戦しましたが、惜しくも失敗。
全日本ジュニア選手権では、得意とするクリーン&ジャークを1回目、2回目ともに成功させ最後の試技で「109キロ」に挑戦しました。

20歳以下のジュニア日本記録を更新することになる重量です。果たして…