19日午前、東北新幹線でパンタグラフに故障が見つかり、東京駅から仙台駅の間の上下線で約3時間半運転を見合わせました。また、午後3時前にも走行中の車両で異常を知らせる表示が点灯したため、再び、東京~仙台間で運転を見合わせ再開は午後4時50分頃の見込みです。
正午すぎのJR仙台駅です。東北新幹線の中央改札口付近では、多くの乗客が運転状況などを確認していました。JR東日本によりますと、東北新幹線は、午前8時45分に東京駅を出発したやまびこ53号のパンタグラフに故障が見つかりました。

これを受けて大宮駅から那須塩原駅の間の下り線の架線を点検するため、午前9時40頃から東京駅と仙台駅の間の上下線で運転を見合わせました。
利用客:
「(行き先は)東京ですね。運休になるとまた指定席で取り直してってなるので困るなって感じですね」
利用客:
「東京から在来線で羽田空港に行こうかと思っていたので、ぎりぎりですかね」
JRによりますと、点検で異常が見つからなかったため、午後1時10分頃に上下線とも運転を再開しました。

しかし、その約2時間後の午後3時前に走行中の車両の台車に異常を知らせる表示が点灯したため、停車しました。その影響で、再び、東京ー仙台間で運転を見合わせていて、再開は、午後4時50分頃を見込んでいます。