囲碁の七大タイトルで最高峰と位置づけられている棋聖戦の第3局が、5日から仙台で始まります。4連覇がかかる仙台市出身の一力遼棋聖が、対局を前に意気込みを語りました。

5日から始まる対局を前に、さきほど午後6時から仙台国際ホテルで前夜祭が開かれ、一力遼棋聖と井山裕太王座が意気込みを語りました。

一力遼棋聖:
「明日からの2日間、見ている人に楽しんでもらえるような熱戦にしたい」

井山裕太王座:
「自分のベストを尽くして、納得のいくような対局にできるよう精一杯頑張りたい」

棋聖戦7番勝負は、4連覇がかかる一力遼棋聖に、4年ぶりのタイトル奪還を目指す井山裕太王座が挑んでいます。第2局までは、両者1勝1敗と並んでいて、第3局で2勝目を争います。棋聖戦第3局は、5日と6日の2日間、仙台市青葉区の県知事公館で行われます。棋聖戦は、囲碁の7大タイトルのうち賞金額が4300万円とトップであることから、最高峰と位置づけられています。