東北電力の樋口康二郎社長が今年度で退任し、次期社長には、石山一弘副社長が就任することになりました。

東北電力は31日、会見を開き石山一弘副社長が4月1日付けで社長に就任すると発表しました。石山副社長は福島県いわき市出身の64歳。1985年に東北電力に入社し、企画部長やグループ戦略部門長などを歴任し2022年4月から副社長を務めています。

東北電力次期社長 石山一弘副社長:
「激動の時代を勝ち抜くため大切なことは常識にとらわれない自由な発想とその実践だと考える」

女川原発については、「安全確保を大前提に3号機の再稼働の実現に取り組む」と意欲を示しました。樋口康二郎社長は、退任後、会長に就任します。

31日は、今年度の第3四半期決算も発表され、売上高は、前の年に比べ1358億円少ない1兆9204億円、経常利益は、前の年に比べて953億円少ない1835億円となり、3年ぶりに減収・減益となりました。