伊達家にゆかりがある愛媛県宇和島市の特産品を集めた物産展が、30日から仙台で始まりました。歴史姉妹都市提携50年を記念して、それぞれの「名物」を合わせた新商品も登場しました。

仙台市太白区の秋保ヴィレッジで始まった物産展には、宇和島市の岡原文彰市長も駆けつけ、特産のかんきつ類をPRしました。

宇和島市 岡原文彰市長:
「さんさんと輝く太陽、海の照り返し、段々畑でできたかんきつ。非常に甘く仕上がっています」

自慢のかんきつを使ったジュースやマーマレード。小魚を骨ごとすり身にして揚げた名物の「じゃこ天」に鯛のかぶと煮なども販売されています。

訪れた人:
「ブラッドオレンジのマーマレード。最近朝、食パンを食べているのでせっかくだから買おうかなと」
「(宇和島に)行く機会がないので、ジュースとか家族と分けようと思って」

仙台市と宇和島市は、伊達政宗の長男・秀宗が宇和島藩の初代藩主であることなどが縁で「歴史姉妹都市」となり、今年で提携50年を迎えます。

それを記念した新商品が、こちら。「枝豆入じゃこカツバーガー」。

「じゃこ天」にずんだの原料・枝豆を入れて、衣をつけてあげたカツをバンズで挟みました。ソースには、仙台味噌を使っています。

小笠原悠記者:
「いただきます。じゃこ天の弾力と魚のうまみ、枝豆のプチプチした食感も楽しいですね。味噌ソースも甘めで合います」

「えひめ宇和島歴史姉妹都市フェア」は2月24日まで太白区の秋保ヴィレッジで開かれています。