仙台市の八木山動物公園で飼育されていたメスのライオン「なお」が4日、死にました。最近まで元気な様子だったという「なお」。園内には献花台が設置され訪れた人たちが突然の死を悲しみました。

5日午後、八木山動物公園には死んだ「なお」への献花台が設けられました。2019年春、秋田市の動物園からやって来たメスのライオン「なお」。同じ時期に広島から来たオスの「サン」とじゃれ合う姿が来園者の人気を集めました。

八木山動物公園によりますと「なお」に目立った体調不良や病気はなく、最近も元気な姿を見せていたといいます。しかし、3日朝から苦しげな呼吸やふらつきなどの症状がみられたため検査と治療を行っていましたが4日、6歳で死にました。今のところ死因は分かっていません。

飼育担当 山崎槙さん:
「(ライオンは)長いと20歳ぐらいまで飼育下で生きると言われている。突然のことでなかなか受け入れられない気持ちもあるし悲しみでいっぱい。」

来園者:
「(なおは)寝ているイメージが強い。すごくかわいかった。悲しくて寂しい。」

献花台は、しばらくの間設置されているということです。